乳児院

乳児院なかべ学院について

「乳児院‐なかべ学院」「乳児院なかべ学院」は、児童福祉法第37条に定められた乳児院で、乳児(保健上、安定した生活環境の確保その他の理由により特に必要のある場合には、幼児を含む。)を入院させて、これを養育し、あわせて退院した者について相談その他の援助を行うことを目的として運営しています。

施設概要

基本情報

運営主体 社会福祉法人中部少年学院

定員 30名
所在地 山口県下関市古屋町1-2-56
連絡先 TEL:083-250-8701 / FAX:083-250-5344

職員構成

施設長 1 児童指導員・保育士 35(パート含む)
看護師 5 個別対応 1
FSW 2 栄養士 1
事務員 3 調理員等 3
里親支援専門相談員 1 小規模グループ 6
臨床心理士・公認心理士 2(常勤的非常勤) 嘱託医 1(非常勤)
 産業医  1(非常勤)

(R5.4.1付)

情報開示

財務資料など乳児院なかべ学院の「運営に関する情報開示資料」は»こちら

施設案内

施設の様子

乳児院外観
乳児院外観
乳児院生活棟外観②
乳児院生活棟外観
乳児院施設内観①プレイルーム
乳児院施設内観①プレイルーム
乳児院施設内観②食事風景
乳児院施設内観②食事風景
乳児院施設内観③養育室
乳児院施設内観③養育室

一日の流れ

時間 0~1歳 1~3歳
06:30 めざめ、着替え、検温、清拭 めざめ、着替え、排泄、検温、洗顔
07:20 朝食 朝食
08:00 団らん、遊び 団らん、遊び
09:30 おやつ おやつ、歯磨き
10:00 外気浴、遊び、散歩 散歩、戸外遊び、遊び
11:00 離乳食 手洗い、排泄
11:30 沐浴 昼食
12:00 午睡 午睡
14:00 めざめ、検温、おやつ めざめ、排泄、検温、おやつ、歯磨き
15:00 遊び 遊び、入浴
16:00 離乳食
17:00 団らん、着替え 夕食
17:30 歯磨き 歯磨き、団らん・着替え
19:00 就寝 排泄、絵本
19:30 就寝
適時 授乳、離乳食、おむつ交換

年間行事・活動など

お宮参り
お宮参り

節句や季節のイベントの他、運動会や院外保育や食育行事、百日参りや七五三などのお祝いも実施しています。
詳しくは「年間行事・活動など」のページをご覧ください。

養育方針

なかべ学院では、次の8つの柱を中心に、創意工夫された保育看護と養育環境の整備向上に努めます。

  1. 発達段階に応じた基本的生活習慣を修得
  2. 細やかな健康管理と病気への適切な対応
  3. 愛着形成のための養育の個別化
  4. 言語や運動機能の発達を促す養育
  5. 自主性や意欲を育む養育
  6. 情操を育み、社会性を伸ばす豊かな体験
  7. バランスのとれた食事と食育の推進
  8. 生と性の教育の推進

また、私達は皆様の大切なお子さまをお預かりする者として、かけがえのない命を守り、健やかな成長を支援するために、職員としての心構えを『すまいる宣言』として玄関に掲示しています。

子育て支援・育児サロン

子育てサロン「親子クラブ」

毎月1回、一般家庭のお子さまで保育園や幼稚園に通っていないお子さまと保護者の方を対象に実施しています。
遊びや講話など、みんなで楽しく過ごしています。どうぞご参加ください。(参加費など無料です)

事業計画書

【令和5年度】

1.法人理念

はぐぐむ(愛護):すべての児童は、愛され保護されすべての福祉を受ける権利を保障される。

はばたく(自立):すべての児童は、心身ともに健やかに育成され、自立への支援が図られる。

ささえる(共生):すべての人々がふれあい支え合って共に生きる地域社会づくりに寄与する。

2.経営方針

(1)児童の権利を擁護し、心身の健やかな成長を図るとともに、個々の能力や意思を尊重した支援を提供することにより児童の自立を支援する。
(2)国に示した社会的養護推進計画にのっとり、施設の小規模化、多機能化、高機能化を推進する。
(3)一時保護やショートステイ等の受け入れ体制の整備に努めるとともに、障害児通所支援事業や児童家庭支援センター事業を通し関係機関との連携を深め、地域における児童の健全育成及び子育て支援に貢献する。
(4)児童にとっての最善の利益を優先しつつ、保護者と協力し、家庭環境の改善を支援する。
(5)各種研修会等への積極的な参加をとおして職員の資質向上を図るとともに、福利厚生の向上に努め、働きがいのある明るい職場づくりを目指す。

3.運営方針

(1)幼い命を預かる施設として、細やかな健康観察を通して乳幼児の安全・安心を守ると共に、子どもが権利の主体であることを胸に刻み、懲戒権の乱用はこれを禁止し、子ども一人ひとりの個性と主体性を尊重した養育の実践にあたる。
(2)家庭的なホーム生活を通じて、子ども達の情緒の安定を図りつつ愛着形成や基本的生活習慣の習得等、心身の健やかな成長を目指した支援を展開する。
(3)家庭養護優先の基本理念に基づき、保護者との信頼関係を築きながら、入所児の早期家庭復帰への取り組みを推進すると共に、包括的な里親支援にも取り組む。
(4)乳児院の持つ特性や専門性を活かして、関係機関との連携を図りながら各種の子育て支援事業を推進し、地域の子育て支援の拠点としての機能を担う。
(5)乳児院の職員は、児童福祉に携わる者としての自覚を持ち、研修等を積み重ねることにより人間性や専門性を高めるように研鑚に努める。

4.養育方針

1.乳幼児の養育目標

(1)発育段階に応じた基本的生活習慣の習得
(2)細やかな健康観察と病気への適切な対応
(3)愛着形成のための養育の個別化
(4)言語や運動能力の発達を促す養育
(5)自主性や意欲を生む養育
(6)情操を育み、社会性を伸ばす豊かな体験
(7)バランスのとれた食事と食育の推進
(8)生と性の教育の推進

2.令和5年度 年間養育目標

『生き生きとした表情豊かな子ども』

3.令和5年度 重点実施項目

(1)細やかな健康管理と病気への適切な対応
(2)愛着形成のための養育の個別化
(3)オールユニット化による家庭的な養育
(4)乳幼児の最善の利益に努めるため外部委員を含めた安全委員会の実施

5.運営計画(以下別表)

1.乳児養育・食育計画
2.日課計画
3.保健管理計画

6.防災計画

7.乳児院組織表

8.職員研修計画